決勝の模様はtomtomtomがお送りします
決勝戦。
赤白デッキを駆るshibuimaruと青赤デッキを駆るkotaro。
お互いに似たようなデッキタイプ。ある意味引きに左右されると言えなくもないが、そこはキャリアのある両者の対戦である。
野暮なことは言わずもがな。熱戦に期待したい。
1本目。お互いにマリガンはなし。先行はshibuimaruがとる。
shibuimaruのファーストアクションは《テラリオン/Terrarion(RAV)》。
対するkotaroのファーストアクションは2ターン目、《島/Island(RAV)》と《山/Mountain(RAV)》からの《ゴブリンの略奪者/Goblin Raider(9ED)》。
続くターンにshibuimaruを殴る。
しかし、ここでkotaroの土地が止まってしまう。思わず・・・kotaroが「こりゃだめだw」と漏らす。
そんなkotaroを尻目に、お帰りランドを経由して1ターン早く4マナを揃えたshibuimaruは12枚入っているという4マナティムの一角、
《ヴィーアシーノの牙尾/Viashino Fangtail(RAV)》をプレイ。
しかし即座に《マナ漏出/Mana Leak(8ED)》がshibuimaruのプランを否定する。
kotaroは次のターンにきっちりと《山/Mountain(RAV)》を引き当て、《風のドレイク/Wind Drake(9ED)》を追加した。ダメージクロックを4点とする。
ここでshibuimaruは《アナーバのシャーマン/Anaba Shaman(9ED)》を戦場に送る。
だが、kotaroの操るクリーチャー陣はいずれもタフネスが2。
ティムをもう一体追加できなければ、クロックが止まらないのだ。
返すターン、kotaroが引いたのは・・・《島/Island(RAV)》。値千金のトップデッキで4マナに到達し、
shibuimaruに負けじと待望の《ヴィーアシーノの牙尾/Viashino Fangtail(RAV)》を展開する。
勿論shibuimaruもこのティムの強さをよく理解しており、返しに《信仰の足枷/Faith's Fetters(RAV)》で文字通り、
《ヴィーアシーノの牙尾/Viashino Fangtail(RAV)》に足枷をはめる。
だが、kotaroは続くターンにも《ヴィーアシーノの牙尾/Viashino Fangtail(RAV)》を展開。
この状況をどうにか打破すべくshibuimaruが動く。
まずは《山伏の嵐/Yamabushi's Storm(CHK)》、《アナーバのシャーマン/Anaba Shaman(9ED)》のティム能力で《ゴブリンの略奪者/Goblin Raider(9ED)》を除去。
そして《斉射の口切り/First Volley(BOK)》で《風のドレイク/Wind Drake(9ED)》を除去する。
が、肝心要の《ヴィーアシーノの牙尾/Viashino Fangtail(RAV)》が生き残ってしまう結果となった。
続くターン、kotaroは《ヴィーアシーノの牙尾/Viashino Fangtail(RAV)》でアタック。
そして第二メインフェイズに現れたのは・・・3枚目の《ヴィーアシーノの牙尾/Viashino Fangtail(RAV)》!
そして、shibuimaruの手が止まる。shibuimaru「あれ・・・?
公開した4枚のハンドは《平地/Plains(RAV)》《山/Mountain(RAV)》《山/Mountain(RAV)》《山/Mountain(RAV)》
kotaro 1 shibuimaru 0
2本目。shibuimaruは再び先行ながらも1マリガンスタート。
kotaroは手札をキープ。
shibuimaruは《テラリオン/Terrarion(RAV)》から《ボロスの印鑑/Boros Signet(RAV)》
そして、お帰りランドを経由して一刻も早く4マナティムを戦場に送り出す構え。
・・・と思いきや、shibuimaruの頭に、1本目の《ヴィーアシーノの牙尾/Viashino Fangtail(RAV)》
に対する《マナ漏出/Mana Leak(9ED)》の幻影がよぎったか、shibuimaruは慎重に動く。
それとも、そう動かざるを得なかったと言うべき手札を抱えていたのか。
ともあれ、ゆったりとした時が流れ、2ターンが経過した。ここで、kotaroが動く。
この試合初めてのクリーチャーである《ゴブリンの略奪者/Goblin Raider(9ED)》を置いた。
shibuimaruはお帰りランドでマナを伸ばすのみ。
赤という色の性質上、お互いのデッキに火力がふんだんに使用されている。
そのためクリーチャーがすぐに焼かれてしまい、なかなか戦場にクリーチャーが残る事がない。
kotaro《ヴィーアシーノの牙尾/Viashino Fangtail(RAV)》
shibuimaru《山伏の炎/Yamabushi's frame(CHK)》
shibuimaru《アナーバのシャーマン/Anaba Shaman(9ED)》
kotaro《ショック/Shock(9ED)》
その後ターンは進み、この時点でshibuimaruの場は9マナ出せる状態になっていた。
だがクリーチャーを展開できず。
そして、完全にノーマークのクリーチャー・・・であったはず・・・kotaroがこの試合初めてプレイしたクリーチャーがまだ生き残っていた。
そう、《ゴブリンの略奪者/Goblin Raider(9ED)》が確実に2点クロックを刻んでいた。
このターンも普通に殴るのかと思いきや・・・
kotaroがshibuimaruのブロッククリーチャー指定ステップをやり過ごすと、おもむろに2枚の土地をタップ。
現れたのは《深き刻の忍者/Ninja of the Deep Hours(BOK)》!
カードを一枚引いたkotaroは引き続き《ゴブリンの略奪者/Goblin Raider(9ED)》、そして《風のドレイク/Wind Drake(9ED)》と3体のクリーチャーを並べる。
shibuimaruは十分にマナがある状態ながらも、kotaroのクロックを落としきることができず、苦しい展開。
なんとか《深き刻の忍者/Ninja of the Deep Hours(BOK)》を《山伏の炎/Yamabushi's Flame(CHK)》》し、
《アナーバのシャーマン/Anaba Shaman(9ED)》に望みを託す。
ここから、kotaroの時間が始まった。
まず、shibuimaruのターンのエンドステップに《ショック/Shock(9ED)》で《アナーバのシャーマン/Anaba Shaman(9ED)》を除去。
そして・・・
次のターン。
《ゴブリンの略奪者/Goblin Raider(9ED)》と《風のドレイク/Wind Drake(9ED)》がアタック。
第二メインフェイズに《火山の鎚/Volcanic Hammer(9ED)》。
shibuimaruの場にはクリーチャーが存在しない。
ということは・・・対象=プレーヤー
次の瞬間、もう一枚の《火山の鎚/Volcanic Hammer(9ED)》が放たれた。
既に10を割っていたshibuimaruのライフが0に落ち、第2回クラントーナメントの王者が誕生した!
おめでとうkotarosato04!
kotaro2 shibuimaru0
kotaro WIN!
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